2011年 05月 18日
最近みたもの |
横浜SOGOで開催中の金子みすヾ展をみました。
なんだか心に響くものでした。
写真は20歳のころのもので、このお気に入りの着物の切れ端が残されていて展示してありました。
生まれ育った仙崎は古式捕鯨の町だったそうです。
町には鯨墓があり一頭一頭に戒名がつけられ、今でも法要が続けられているそうです。
鯨法会は春のくれ
海にとびうお とれえるころ
浜のお寺の鳴るかねが
ゆれて水面を渡るとき
沖でくじらの子がひとり
その鳴る鐘をききながら
死んだとう様、かあ様を
こいしこいしとないてます
あまり幸せな結婚生活ではなく、最後は意志をもって生涯を終えてしまわれました。
娘には「南京玉」という題の、カタコトを書き留めた手帳が残されました。
なんでそんな人と結婚しちゃったんだろー。
大正から昭和の初めの頃の写真は今みてもちょっと洒落ていて
本や手帳の装丁も味があり
挿絵は飾りたいぐらいに、モダンで素敵でした。
なんだか心に響くものでした。
写真は20歳のころのもので、このお気に入りの着物の切れ端が残されていて展示してありました。
生まれ育った仙崎は古式捕鯨の町だったそうです。
町には鯨墓があり一頭一頭に戒名がつけられ、今でも法要が続けられているそうです。
鯨法会は春のくれ
海にとびうお とれえるころ
浜のお寺の鳴るかねが
ゆれて水面を渡るとき
沖でくじらの子がひとり
その鳴る鐘をききながら
死んだとう様、かあ様を
こいしこいしとないてます
あまり幸せな結婚生活ではなく、最後は意志をもって生涯を終えてしまわれました。
娘には「南京玉」という題の、カタコトを書き留めた手帳が残されました。
なんでそんな人と結婚しちゃったんだろー。
大正から昭和の初めの頃の写真は今みてもちょっと洒落ていて
本や手帳の装丁も味があり
挿絵は飾りたいぐらいに、モダンで素敵でした。
by likisuke
| 2011-05-18 23:30
| 観戦・観賞
|
Comments(2)
Commented
by
かれんまま
at 2011-05-21 22:34
x
何年か前に流行った時には、悲しい生涯に驚きそのままでしたが、
震災の後のあのCMで、彼女の詩がとても読みたくなりました。
が、すべて売り切れ…
最近は新聞に広告も出るようになったので、今度は入手できるのかしら?
金子みすヾ展、行ってみたいな。
震災の後のあのCMで、彼女の詩がとても読みたくなりました。
が、すべて売り切れ…
最近は新聞に広告も出るようになったので、今度は入手できるのかしら?
金子みすヾ展、行ってみたいな。
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Commented
by
likisuke at 2011-05-21 23:58
かれんまま
金子みすヾ展、この時期だから余計そうなのかもしれませんが
決して悲しい詩じゃないのに
「泣くかも・・」となる瞬間が何回かありました。
展示会場の横では、本をたくさん売ってたから今なら入手できるかも知れないですヨ!
時間があったらぜひ行ってみて!!
金子みすヾ展、この時期だから余計そうなのかもしれませんが
決して悲しい詩じゃないのに
「泣くかも・・」となる瞬間が何回かありました。
展示会場の横では、本をたくさん売ってたから今なら入手できるかも知れないですヨ!
時間があったらぜひ行ってみて!!